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検索表示に関係するパンダアップデートをご紹介
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皆さんは、『パンダアップデート』という言葉を聞いたことがありますか?
突然動物の名前が出てきて、何のことかさっぱりわからない方も多いのではないでしょうか?
実は検索エンジンの上位表示対策などSEOにおけるペナルティと関わってくる非常に重要な用語なのです。
内容を把握しておかないと、今後のサイト運営でGoogleからペナルティを受けることになりかねませんよ。
目次
- 1 パンダアップデートとは
- 2 パンダアップデートの対策
- 3 経緯・まとめ
パンダアップデートとは
パンダアップデートとは、低品質のコンテンツが評価されないようにするためのアップデートです。2011年2月(日本では2012年7月)にGoogleのアルゴリズムが変更されました。
【Googleのアルゴリズムとは】
「アルゴリズム」とは、プログラミングにおいて使われる言葉で、コンピューターで計算を行う際の「計算方法」のことを言います。
Googleも、検索されたキーワードに対して最適な情報を提供するために、検索順位を決めるための手順・ルールを作り、検索結果を表示させる仕組みが出来上がっています。この検索順位を決めるためのルールが「Googleアルゴリズム」です。
【低品質なコンテンツとは】
低品質なコンテンツとは、以下の4つが該当します。
1. 自動生成されたコンテンツ
プログラムによって自動生成されたコンテンツのことで、システムを使って自動的に文章を書き上げコンテンツを量産しています。人の手で編集せれていないため、読むと支離滅裂なものが多いです。これは、検索順位を上げるために大量のキーワードを詰め込み、ほかのコンテンツをつなぎ合わせただけの内容のため起こります。
2. 誘導ページ
検索上位を狙うために特定のキーワードやフレーズ用に作成されたページのことです。また、資料を請求させたりすることだけを目的に作られたリンクページも該当します。
3. 無断複製されたコンテンツ
検索順位の評価を上げるために、評価の高い類似のコンテンツを流用、もしくは無断複製しているサイトが該当します。
4. 価値のないアフィリエイトサイト
商品アフィリエイトリンクを含むページで、商品の説明とレビューを元の販売者から直接コピーし、独自のコンテンツや付加価値を加えることなくそのまま掲載しているものです。広告を複数載せているサイトはどこも似た場合が多く、独自の付加価値を見いだせないサイトと判断されるようです。
パンダアップデートの対策
パンダアップデートで影響を受ける要因は多数ありますが、Googleが提唱するウェブマスターガイドラインを参考にご紹介いたします。
■記事の品質
記事テーマに対して、多面的な分析や根拠を提示すること。また、興味深い情報であることが望ましい
■広告掲載
内容が不適切な広告は表示しない。また、サイトのユーザーに合わせた広告を選定し、適切な量の広告を掲載すること
■専門性
医療や法律などの専門性分野の場合は、著者や監修者が専門家であることが望ましい
■オリジナルなコンテンツを掲載
他サイトのコンテンツを無断使用することは著作権法違反となるため、サイト独自の要素が必要
■共有性
FacebookやTwitterなどのSNSではユーザーにとって有用なページがシェアされることが多い
経緯・まとめ
【パンダアップデート導入経緯】
以前は、サイトを見たユーザーに対して価値を与えないような意味のないコンテンツをたくさん保有したサイトが、リンクやドメインの強さ、サイト規模などの影響で検索結果に多く表示されていました。
しかし、それはユーザーの満足度を下げることに繋がるため『低品質なコンテンツを排除しよう』と、このアップデートが導入されました。
【対策は】
パンダアップデートの対策としては、「ユーザーにとって価値のあるコンテンツを配信する」ことになります。
ただし、あまりにもアップデートを意識しすぎたコンテンツの作成は不自然さを生む要因にもなりますので、あくまでも『ユーザーのため』を思いコンテンツの作成を進めることが一番の対策になるかもしれません。
【手動更新から自動更新への移行】(2013年3月~)
パンダアップデート導入当初は、通常のアルゴリズムのように自動で更新されるものではなく、手動による更新がなされ都度告知がされていました。その後、2013年3月以降は通常のアルゴリズムに統合され、今ではアップデート処理が自動化されています。
【順位下落】
更新の自動化に伴い、リリースの度にあったGoogleからの告知もほとんどされなくなったため、サイト運営者やSEO関係者がパンダアップデートによる順位下落に気づくこともまた難しくなってきています。
【今後は】
SEO対策を行っていると、意図せずGoogleのウェブマスターガイドラインを違反してしまうことがあります。アルゴリズムは日々進化しガイドラインも更新されているので、Web担当者はうっかりペナルティを受けないよう情報収集を怠らないようにしましょう。
ユーザー目線に立ち、本当に必要とされている良質のコンテンツを絶えず増やし続けていくことが大事です。
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