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文字数と画像枚数でSEOに影響あるの?
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「文字数と画像枚数でSEOに影響があるのか?」これはウェブサイト運営者やコンテンツ制作者がよく抱く疑問の一つです。検索エンジン最適化(SEO)はサイトのランキング向上に重要ですが、その要因としてどれだけの文字数が必要で、画像の数はどの程度がベストなのか。このコラムでは、SEOにおける文字数と画像枚数の影響に迫り、最適なバランスを見つけるためのポイントを解説します。
目次
文字数がSEOに与える影響
Googleは検索順位において、ホームページの文字数と直接の関連性はないと述べています。実際に、検索結果の上位に表示されるページの中には文字数が極端に少ないものも見受けられます。
●ページタイトルが重要
ただし、文字数が多いページが相対的に上位に表示されることが多いです。これは、ページタイトルが詳細であることが検索エンジンによるランキングに影響を与えるためです。ページタイトルが広範囲であれば、それに対応する詳細なコンテンツが期待され、その結果として検索順位が向上します。
●2,000文字が推奨?
過去のSEOでは2,000文字以上のコンテンツが推奨されることがありましたが、今日ではページタイトルとの関連性が重視されています。つまり、ページタイトルに合致する詳細かつ有益なコンテンツが最適なSEO対策となります。ただし、無関係なコンテンツが多い場合は逆効果となり、ペナルティを受ける可能性があります。
●キーワードを適切に配置
重要なキーワードやフレーズを適切に配置することもSEOの一環です。また、分かりやすく整理された構造や段落も読みやすさを向上させ、利用者体験(UX)を高めるポイントです。
画像枚数がSEOに与える影響
画像枚数とSEOの関係は複雑で、あまり直接的な影響がないと言えます。検索エンジンは主にテキストコンテンツを分析しますが、適切な画像の活用はユーザーエクスペリエンス向上に寄与します。多くの画像があることでユーザーが視覚的に情報を得やすくなり、これが結果的に検索エンジンのランキングに影響を与えることがあります。
●適切な画像が重要
ただし、適切な画像選定が重要です。クロールされている画像でありながらインデックスに登録されていない場合、検索エンジンはその画像を評価に含めません。適切で関連性の高い画像を用い、ユーザーに理解しやすい情報を提供することがSEOに寄与します。
●関係性の低い画像はNG
ページが読み疲れを解消するために関係性の低い画像を多用すると、検索エンジンがページを低品質と判断し、ランキングに悪影響を与える可能性があります。Googleのアップデート後は、ユーザーフレンドリーなページが評価される傾向が強まっています。
結局のところ、画像枚数がSEOに与える影響は、ユーザーとの良好な関係性とコンテンツの質に依存します。SEOを意識しながらユーザーフレンドリーなページを構築することが重要です。
SEO効果を高める画像の利用法
SEOにおいて画像利用は重要です。画像ファイル名は英語表記で、その画像の内容を的確に伝えるものにすることが効果的です。これにより、サーチエンジンは画像を理解しやすくなり、検索順位の向上が期待できます。管理上も便利で、画像削除時に混乱を避けることができます。
●画像SEO
近年では、画像検索を用いて情報をチェックするユーザーも多く存在するため、掲載する画像一つひとつに丁寧に対応することで、外部からの流入数増加につながる可能性も高くなるはずです。そのためGoogleの画像検索に対して最適化することを、画像SEOといいます。
●テキストと関連性の高い画像を配置
コンテンツの内容やテーマを表現する画像を使うようにしましょう。ユーザーが画像を見たときに、どのような情報が書かれているかイメージしやすいことが重要です。記事のテーマと関連性の低い画像を使っている場合、ユーザーの混乱を招く可能性があるだけでなく、Googleからの評価が下がってしまうことも考えられます。
●altタグの記入も必須
altタグの活用も大切です。テキスト情報を強調するサーチエンジンにとって、altタグは画像の補足情報となります。冗長なキーワードを避け、具体的で簡潔な説明を心掛けましょう。これにより、検索エンジンは画像の内容をより正確に理解できます。
●オリジナルの画像を使う
Googleが定義する良質なサイトの条件には、オリジナル性が高いかどうかも含まれています。テキスト・画像の双方に高い独自性があれば、ブランディングにも高い効果を発揮してくれるはずです。また、独自性のあるビジュアルは、ユーザーの離脱防止にも効果が見込めます。
●画像ファイルの容量を抑える
画像容量も検討すべき点です。適切な圧縮やフォーマットの選択により、ページ読み込み速度が向上し、ユーザーエクスペリエンスが向上します。特にWordPressを使用する場合、プラグインを導入することで容易に画像の圧縮ができます。
●画像の軽量化ができる拡張子
画像形式にはそれぞれ異なった特徴がありますが、近年ではGoogleが開発した次世代フォーマット「WebP(ウェッピー)」の注目が高まってきています。2021年の段階では、すべてのブラウザに対応していないものの、世界的には約95%が「WebP」に対応するブラウザを使用しているため、拡大は進んでいるようです。画像サイズの大幅な軽量化が実現することから、将来的には日本でも「WebP」の活用が広まっていくと考えられています。
●ホームページで使用するのに適した画像サイズ
画像サイズは、大きすぎても小さすぎてもいけません。画像サイズが小さい場合、粗くなってしまい画質が悪くなります。画像サイズが大きければ、画像自体はきれいに表示されますが、データは重くなります。データが重いとホームページ全体の表示が遅くなりSEO評価に悪い影響を与えてしまいます。
●記事やコンテンツ画像
記事やコンテンツに使用する画像は、通常、800x600ピクセルから1200x800ピクセルの範囲が良く使われます。ただし、特にレスポンシブなデザインでは、異なるデバイスに最適化された複数の画像サイズを用意することが望ましいです。
これらの要素を組み合わせ、ユーザーに価値あるコンテンツを提供することが、SEOで成功する鍵となります。画像を最大限に活かし、ユーザーと検索エンジンの両方に訴求するページを構築しましょう。
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