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快適な通信速度の目安とは?
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皆さんは動画を見たりゲームをするときなど、速度が気になりますか?
今やインターネットは生活に欠かせなくなっていますよね。
自宅でもテレワークやオンライン授業など、さまざまな場面で活用シーンが増えてきました。
快適にインターネットを楽しむためには安定した回線速度が重要です。
回線速度が遅いために「動画が固まる」「アプリのダウンロードに時間がかかる」といった経験は誰にでもあるはず。
ホームページの閲覧やメールの送受信など、通常の使い方ではさほど速さは問題にならないと思いますが、動画を見たりゲームをしたりするとなると、速度はとても重要になってきます。
今回は快適な速度についてご紹介いたします。
通信速度とは
インターネットにおける通信速度は、おもに「1秒間にどれくらいのデータ量を送れるのか」という基準で測られます。
【通信速度の単位】
インターネットの通信速度は「bps(ビーピーエス)」という単位で表され、値が大きいほど通信速度は速くなります。
●1Kbps:1,000bps
●1Mbps:1,000Kbps
●1Gbps:1,000Mbps
「bps」は「Bit per second」の略で、1秒間に何bit(ビット)のデータを転送できるかを表したものです。
「1,000bps」=「1Kbps(キロビーピーエス)」、「1,000Kbps」=「1Mbps(メガビーピーエス)」となります。
また、8bit=1Byte(バイト)となるため、例えば「8Mbps」なら1秒間に約1MB(メガバイト)の通信が可能ということです。
~ping値~
通信速度においては、「ping値」というものについても着目する必要があります。
ping値とは「Packet INternet Groper」の略で、「送信先の相手と通信ができるのか」「データを送信してからどれくらいの速さで返ってくるのか」を示す値です。単位はms(ミリ秒)で、値が小さいほど通信が速く、大きいほど通信が遅くなります。
動画視聴や通話アプリの使用、ゲームなどに重要となる要素なので、あわせてチェックしておきましょう。
なお、スムーズにゲームをするためには、15ms以下が最適だと言われています。
【用途別】通信速度の目安
快適に利用できる通信速度は用途によって異なります。
インターネット回線でストレスなく通信できる目安は、10~30Mbps程度、YouTubeの中画質は一般的に1Mbpsで快適に視聴できると言われています。
スマートフォンの場合は、5Mbps以上の速度が出ていれば、快適にインターネット通信をすることができます。
■メールやLINEを使う場合
下り128kbps~1Mbpsが目安です。128kbpsは通信制限がかけられたときの速度です。テキストだけであれば問題ありませんが、画像や動画などのファイルが添付されている場合、ダウンロードするのに時間がかかります。
■Webサイトを閲覧する場合
下り1Mbps~10Mbpsが目安です。画像や写真が豊富なサイトなら最低3Mbps程度あると良いですが、テキストが中心のサイトなら1Mbps程度でも支障なく閲覧できるでしょう。
■動画を視聴する場合
5~20Mbpsが目安ですが、解像度によって異なります。
例えば4Kのような高画質動画を視聴する際には25Mbpsは確保したいところです。
上り・下りとは?
「上り」「下り」という言葉は、インターネットの速度を表す時に使用します。
これは、自分のPCからデータが「出ていく」または、PCにデータが「入ってくる」という事を表しています。
●「上り」=送信(アップロードの速度)
例:メールの送信、SNSの投稿など
●「下り」=受信(ダウンロードの速度)
例:メールの受信、サイトや動画の閲覧、アプリのダウンロードなど
インターネットで発信よりも受信する方が多いという方は、アップロード「上り」よりも、ダウンロード「下り」の速度の方が重要です。
もし下りのスピードが遅ければ、動画を見ている時に止まったり、ホームページの写真がなかなか表示されなかったりとイライラすることが多くなります。
快適にネットを使うことができるためには下りの速度が特に大切です。
【インターネット速度に応じた動画の画質】
インターネットで動画を視聴する際は、基本的にインターネットの速度に応じて画質が自動調整されます。
例えばYouTubeでは画質が144p、240p、360p、480p、720p、1080p(場合によっては、1440p、2160p、4320pも)とあり、インターネット環境に合わせて快適に再生できる画質が自動的に選択されます。
どの画質になっているか確認することで、現在のインターネット速度をある程度推し量ることも可能です。
回線速度の注意点
ここからは注意点をいくつかご紹介いたします。
■速度とping値
速度は「上り速度」「下り速度」ともに数値が高い方が快適ですが、「ping値」に関しては数値が低い方が速い。
■最大通信速度
インターネットを契約するときにホームページなどに表示されているのは最大通信速度で、回線業者が提示している速度がそのまま出せるというわけではない。
ちなみに、光回線の場合は、実際の通信速度は表示されている速度の3~6割ほどと言われています。
■時間帯
多くの人がインターネットを利用する夜間の時間帯や休日などは、回線速度が著しく低下してしまうことがある。
・平日は朝や正午、夜は21時~23時が特に利用者が多い
・休日は全体的に利用時間が増え、特に朝と、夜は21時~22時が多い
■戸建てとマンション
戸建住宅タイプでは、建物の外まで来た回線をそのまま建物内に直接引き込み、1本の回線を契約者が独占して使用しますが、マンションなどの集合住宅タイプは他の利用者と回線を共有します。
■接続端末が多い
ルーターに接続している端末が多すぎると回線が混雑し速度低下の原因となります。
快適な速度を知って仕事やゲームなどストレスなく利用したいですね。
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