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ホームページは、リース契約できません!
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ホームページ制作はやはり高額なので、安価に済ませたい。
そうお思いの方も、多いのではないでしょうか。
その時に、「ホームページは、リースってできないの?」と、思いつきますよね?
リースで契約なら、最初からまとまった金額を用意する必要がありませんし、
月々の支払も安いので、無理なくホームページが制作できると感じるのも、
無理はありませんね。
でも、ちょっと待って!
それは大変¨デンジャラス¨です。
何が危険なのか、詳しく解説いたします。
目次
リース契約とは
そもそも「リース契約」とは、何でしょうか?
リース契約とは、会社が設備投資をする際に、その物件を購入するのではなく、
リース会社から長期間借りて利用する契約を指します。
【リース対象】
コピー機や複合機といったOA機器などの事務用品の他、自動車もリース契約の
対象となります。
【リース対象外】
ホームページのような形の存在しない「無形物」は、対象外となります。
【リース契約方法】
リース契約は、基本的に「ファイナンスリース」になります。
●ファイナンスリースとは・・・
ユーザーが選んだ物件をリース会社がユーザーに代わって購入し、
貸与するファイナンス(金融)取引です。
ファイナンスリースでは、原則として、貸出期間の途中で契約を解除することは
できません。
悪徳業者はリース契約が出来る?
【リース対象外】に挙げたとおり、リース契約は基本的に有形の財産を対象とする
もので、ホームページのように無形で手に取ることのできないものは、リース契約と
としては成立しません。
がしかし、実は「リース契約をすすめる悪徳業者」がいるのです!
ホームページリース商法の業者は、管理ソフト(CD-ROM)やパソコンといった
形のあるものと、抱き合わせで契約させようとします。
「無形なものがリース対象外なら、有形なものでリース対象にしよう」という手口です。
概ね5年間のリース契約をする業者が多く存在します。
まんまと甘い誘いに乗せられ、リース契約した場合は、下記のような悲しい現実が
待っています。
【悲しい現実1】
「初回からの分割ができるし、初期費用を抑えることができる。」と聞いていたのに、
月々3万円の5年払いで、総額180万円にもなった。
【悲しい現実2】
一度契約をすると、事業者間同士の取引のため「クーリング・オフ制度」が適用され
ず、途中解約もできなかった。
【悲しい現実3】
5年のリース契約満期前に、再リース契約をしないと、ホームページは閉鎖される。
再リース契約を結べばホームページは存続するが、さらに180万円経費がかかる
という計算になる。
また、何回更新したとしても、ホームページの所有権が客側に移ることはなかった。
【悲しい現実4】
一般的にホームページのデザインは、2~3年でトレンドが変わるといわれているにも
関わらず、リース契約の場合は、制作した当時の古いデザインのまま使い続けること
になる。
【悲しい現実5】
元々は悪徳業者のため、倒産する可能性がある。
業者が倒産したらホームページもなくなってしまうが、リース料金は払い続けないと
いけない。
リース料金は毎月払いでも、業者はクレジット会社から一括で代金を受け取っている
ため、忽然と姿を消すかも・・・。
悪徳業者は、いろいろな話術で契約をすすめてきます。
とにかく悪徳業者の誘いに乗らないことですね!
ホームページ制作費用の相場を知ろう
まず悪徳業者に騙されないために、ホームページ制作費用の相場を知りましょう。
知識があれば、万が一怪しい営業があっても、見極められますね。
【制作会社の場合】
一般的な5ページのホームページ制作の相場は、30万円~50万円くらいです。
もちろん複雑なシステム開発などが絡むと、100万円超えの場合もありますが、
もし一括払いが難しければ、分割払いにできないか制作会社に相談しましょう。
【フリーランスの場合】
一般的な5ページのホームページ制作の相場は、10万円~30万円くらいです。
5万円前後でも制作してくれるフリーランスもいます。交渉次第です。
【費用を抑える方法】
費用が高すぎるのであれば、下記の方法で少しは費用を抑えられるかもしれません。
①ページ数を最低限に減らして依頼する。
ホームページは、ページ数が増えるごとに、高くなります。
本当に必要な情報なのか、今一度整理しましょう。
②写真やテキストデータはなるべく用意する。
写真や文章などは、ホームページ制作に必須ですが、撮影や文章作成も依頼すると
さらに費用がかかります。
なるべく事前に用意しましょう。
まったくいい文章が思い浮かばなくても、制作会社から無料でアドバイスをもらえる
ので、心配いりません。
まとめ
「初期費用0円」が謳い文句のため、非常に目を引きますが、相場と逸脱している
場合は、要注意です。
一度契約してしまうと、泥沼化間違いなしです。
何事も契約する際はよく考え、納得するまで契約しないようにしましょう。
ホームページでリース契約をすすめてきた場合は、きっぱりお断りしてくださいね。
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