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ホームページの保守ってなに?
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ホームページ制作後に、「保守費用」というのが毎月発生いたします。Webサイトを運用し続けていくのに保守も大事な工程です。
しかし、保守費用の内訳をあまり理解せず何となく毎月支払っている方も多いのではないでしょうか。今回は、保守費用の範囲でどのようなことができるのか詳細をご紹介いたします。
目次
- 1 保守でできる範囲は?
- 2 契約者側から依頼できる内容
- 3 安く上げるには?
保守でできる範囲は?
ホームページ制作をした後は開設して終わりではなく、必ず保守が必要です。それは、ユーザーが安心してWebサイトを活用できる良好な状態を維持するためです。
ここからは具体的に保守の内容についてご紹介いたします。
■サーバーの維持・管理
保守では、ドメインやサーバーの定期的な更新が大切です。年単位で契約期間が決まっているため、契約更新の際に支払いが発生します。
・ドメイン
ドメインとは、いわゆるインターネット上の住所のことで、Webサイトがどこにあるかを判別する情報として利用します。
例えば、URL が「https://www.hoshu.jp/」の場合、『hoshu.jp』がドメイン名となります。
特にドメインはホームページを表示させるために必要なもので、すでに使用されている同じ名前のドメインを取得することはできません。
・サーバー
ドメインがインターネット上の住所だとすると、サーバーは土地となります。土地があって住所があり、そこに家が建つイメージです。(家=ホームページ)
※ドメイン・サーバーを利用する限り、維持費は必ず払い続ける必要があり、万が一、維持費を支払い忘れた場合、ホームページが表示されなくなります。
■SSLサーバー証明書の更新
SSLサーバー証明書はSSL暗号通信時に使う電子証明書です。SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネットでのやり取りを暗号化する技術です。パスワードやクレジットカード情報などを盗難から防ぐために用いられます。こちらも有効期限があるため更新が必要です。もし更新を忘れた場合、期限切れの警告は表示されますが、ドメインやサーバーと違って、ホームページが表示されなくなるということはありません。
■CMSのバージョンアップ
「CMS」とは、Webサイトのコンテンツを構成するテキストや画像、デザイン・レイアウト情報(テンプレート)などを一元的に保存・管理するシステムのことです。CMSの中では世界で最も利用されているWordPressが有名です。CMSやプラグインはバージョンアップを繰り返しているため、その都度アップデートの作業が必要です。旧バージョンのままにしておくと、サポートが受けられなかったり最新の機能を使えなかったりと、さまざまな問題が生じてしまいます。
契約者側から依頼できる内容
ここまでは制作会社側の作業についてご案内いたしましたが、ここからは契約者側から依頼できる内容についてご紹介いたします。
■簡単なホームページの修正作業
ホームページ公開後に、テキストの修正や画像差し替えを制作会社に依頼する費用が含まれています。コラムは書いたのでUPしてほしいなど依頼できます。あまり知識のない方が自分で頑張って対応しようとすると、フォントやバランスが崩れるなど修正に余計時間がかかりますので、無理せず制作会社へ依頼してください。
■緊急時のトラブル対応
『突然ホームページが表示されなくなった』や『メールの送受信がされない』など不具合が発生した場合、すぐに制作会社へ対処を依頼してください。そういった緊急対応をしてもらうための費用が含まれています。何かあった際の「保険料」ということです。
■アクセス解析・レポート作成
自社ホームページに訪問して来たユーザーが、いつどのようなキーワードでどのページにアクセスしたか、どの地域の人が見に来たか、滞在時間は何分で、ユーザーが辿った経路など解析できます。非常に凝った分析の場合は、保守費用対象外となることもありますが、簡単なレポート作成なら保守内容で依頼できる制作会社もあります。
安く上げるには?
保守費用は、月5,000円~10,000円くらいが相場です。年間にすると60,000円~120,000円が固定費として消えていくことになりますので、少しでも安く上げるコツをご紹介いたします。
●ドメインは自社で契約する
実は、保守費用の内訳の多くは『ドメイン・サーバー費用』です。
ドメインは自社で契約し管理できます。「.com」なら年間1,000円程度と大変安価です。
●レンタルサーバーを契約する
ロリポップレンタルサーバーは、月あたり100円から利用でき、また更新可能なWordPress機能付きのプランも大変安価で利用できます。
●契約の更新も自社で行う
ドメインもサーバーも、契約の更新はほぼ手間がかかりません。更新時期が近付くとメールが届くので、案内に従って操作して入金すれば完了です。うっかり支払いを忘れるとホームページが表示されなくなりますので、注意してください。
●CMSはWordPressで制作してもらう
CMSがWordPressで制作されていると、新着情報やコラム公開など簡単に操作できます。でも、いきなりWordPressを扱うのは抵抗があるという方は、最初だけ費用を払い制作会社からレクチャーを受けるとコツが掴めるようになります。
●アクセス解析は無料のGoogleアナリティクスを利用する
無料でも「Googleアナリティクス」でアクセス解析は充分できます。
制作会社ごとに見積もりの表記は異なり、「保守費」「管理費」「保守管理費」「保守サービス費」などがありますが、保守でできる範囲は同じです。すでに保守費用を支払っている方、またはこれから依頼を考えている方はぜひ保守費用の内訳を見直してみませんか。
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