◇ ウイルスに要注意! ◇
最近、ウイルスと聞くと「新型コロナウイルス」を真っ先に思いつきますよね?
在宅勤務やテレワークで、自宅のパソコンを使う機会が増えている時期ですが、
パソコンにもウイルスが侵入してきます。
知り合いのメールアドレスから届いているからと安心して、添付ファイルを開いたり、
URLにアクセスしてウイルスに感染するというパターンが多いです。
うっかりアクセスすると、ウイルスをばら撒いてしまう恐れもあります。
まずは、「ウイルスに感染しない・させない」よう注意が必要です。
目次
ウイルスはパソコンなどの機器に侵入すると内部のファイルに寄生し、
さまざまな不正行為を働くプログラムで、自己増殖するための機能を持っています。
ウイルスは一般にマルウェアの代名詞として用いられていますが、
ウイルスはマルウェアの一種です。
パソコンに感染するウイルスの種類は膨大で、すべてを把握するのは困難です。
まずは代表的な3つをご紹介いたします。
【トロイの木馬】
有名なウイルスの一つとして、「トロイの木馬」があります。
トロイの木馬は、普通のソフトウェアを装っていますので感染しても
なかなか気づくことができません。
感染源は、インターネットやメールの添付ファイルが多い傾向にあります。
自己増殖はしないものの、大切な個人情報を流出させる可能性があるため、
厄介なウイルスといえるでしょう。
【ランサムウェア】
トロイの木馬と同じぐらい知名度があるウイルスに「ランサムウェア」があります。
ランサムウェアに感染すると、ファイルが次々に書き換えられます。
身代金の支払いを要求するようなメッセージが表示されるケースもよくあります。
感染したパソコンのみならず、他のパソコンのデータまで書き換えるので、
二次感染には十分に注意しなくてはなりません。
ランサムウェアの感染ルートは、インターネットといわれています。
【ワーム】
自己増殖力の高いウイルスである「ワーム」。
感染ルートは、インターネットやメールの添付ファイルです。
ワームに感染してしまうと、パソコンの内部データを外部に流したり、
他のパソコンにメールを送信したりすることで感染を広げていきます。
ウイルスに感染すると、さまざまな症状が発生します。
主な症状
①順調に動作していたパソコンの動作が突然重たくなる。
→バックグラウンドで起動することで、パソコンの挙動が重くなったり、
フリーズすることが増えたりする場合もあります。
②特定のホームページにつながらなくなる。
→ウイルスが駆除されるのを防ぐために、マイクロソフト社やセキュリティソフトを
扱う企業のホームページをブロックするものが存在します。
③パソコンを起動時にアダルトサイト利用料の請求が出る。
→こういった現象が起きても、お金を払う必要は一切ありませんので、慌てずに。
④迷惑メールが山ほど届くようになる。
→ウイルスが原因の可能性が高いです。
ウイルスに感染してしまったら、即時駆除しなくてはなりません。
パソコンに侵入したウイルスの二次感染を防ぐためには、
冷静な行動がなによりも重要です。
最低限即座に行うことは、以下の2つです。
1.LANを使用している場合は、すぐにLANケーブルを抜く。
2.Wi-Fi(ワイファイ)を使っている場合は、ワイヤレススイッチを切り、
パソコンをオフライン状態にする。
ウイルスは、インターネットを媒体にして拡大していく性質を持っています。
感染しているにも関わらず、インターネットや家庭内のLANに接続したままだと、
ネットワークを介して他のデバイスに感染が拡大する恐れがあります。
上記1.2.が終了後は、
Ⅰ【ウイルスの特定をする】
ウイルスの種類によって、対処方法が異なるため、ウイルスの特定が必要です。
セキュリティソフトの機能であるウイルススキャンを使えば、
「どのようなウイルスに感染しているのか」などを特定することができます。
Ⅱ【ウイルスを駆除する】
ウイルスが特定できたら、セキュリティソフトの指示通りにウイルスを駆除します。
ウイルスの感染源になったメールや、ダウンロードしたファイルなどは削除し、
ゴミ箱からも消去します。
ウイルススキャンで、ウイルスを駆除します。
ウイルス駆除に失敗した場合・・・
ウイルスの駆除を手順どおりに実施したとしても、
状況によってはうまく駆除できないケースもあります。
その場合は、原始的な方法ですが、パソコンを初期化(リカバリー)しましょう。
初期化(リカバリー)する場合
①必要なものは、すべてバックアップをとる。
②大事な写真やファイルは、外付けのハードディスクやDVDなどの外部メディアに
コピーする。
(ワードやエクセルなどのアプリケーションソフトはバックアップできません。)
③リカバリーディスクを用意し、パソコンにセット後、リカバリーを実行。
上記のように、一旦ウイルスに感染すると、いろいろと面倒なことになります。
そもそも感染しないように、普段から注意が必要です。
・メールのURLリンクや添付ファイルを不用意に開かない。
・不審なサイトを閲覧しない。
まずはこの2点を徹底し、「ウイルスに感染しない・させない」ことを心がけましょう。
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