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アメリカにはWeb制作会社がない?
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アメリカには、驚くべきことにWeb制作会社が存在しないという噂が広まっています。インターネットの発展により、個人や企業は独自のWebサイトを作成するニーズが高まっていますが、専門の制作会社は存在しないというのは本当でしょうか?実際には、アメリカには数多くのWeb制作会社が存在し、プロフェッショナルなWebサイトを提供しています。では、この噂はどこから来たのでしょうか?本稿では、アメリカのWeb制作業界の実態を探ってみたいと思います。
目次
この噂は本当?
「アメリカには、ホームページ制作会社が存在しない」というのは語弊があるかもしれません。実際には、アメリカにも数多くのプロフェッショナルなWebデザイン・制作会社が存在しており、幅広いニーズに対応しています。
【噂が広まった背景】
この噂が広まった背景には、近年のテクノロジーの発展があります。WordPressやSquarespaceなどのWebサイトビルダーや、ShopifyなどのECプラットフォームの普及により、初心者でも簡単にWebサイトを作成することができるようになりました。また、フリーランスのWebデザイナーやエージェンシーも多数存在しています。
【誤解が生まれた理由】
このように、誰でも簡単にWebサイトを作成できる環境が整ったことで、「ホームページ制作会社は存在しない」という誤解が生まれたと考えられます。
【Web担当部署の存在】
また、大企業においては、Web担当部署が存在することが一般的です。これは、Webサイトが企業の顔となり、マーケティングや広報活動に欠かせないためです。Web担当部署は、Webサイトの制作・運用・改善を行うチームであり、デザイナーやエンジニア、コンテンツマネージャーなどの専門家が所属しています。ただし、中小企業や個人事業主においては、Web担当部署を持つことは少なく、外部のWeb制作会社に依頼することが多いです。
【フリーランス】
さらに、Webデザイナーやエンジニアはフリーランスとして活躍することが多いため、制作会社が存在しないという誤解が広まったのかもしれません。
安く国外に発注できる
デザインやコーディングの外注については、英語を公用語とする物価が比較的安い国に外注されることが多い傾向にあります。これは、物価が安い国であれば、同じ仕事をする人々の労働コストが低く抑えられるため、外注する企業側のコスト削減につながるからです。
【公用語が英語なら国外でもOK】
例えば、インドやフィリピン、ベトナムなど、英語を公用語としながら、物価が比較的安い国々では、デザインやコーディングの仕事が多く外注されています。これらの国々には、高いスキルを持ったデザイナーやエンジニアが多く存在し、海外企業からの仕事依頼にも対応できるようなインフラや環境が整備されています。
【時差に注意】
アメリカとフィリピンの時差は、アメリカ東部時間(EST)とフィリピン時間(PHT)を比較すると、約12時間あります。例えば、アメリカのニューヨーク市がESTで午前9時の場合、フィリピンのマニラ市はPHTで午後9時となります。
【業務フローが確立】
このように、アメリカとフィリピンなどの東南アジアとの間には時差があるため、仕事をする上で支障が生じることがありますが、グローバルビジネスの発展に伴い、時差を考慮した業務フローが確立されています。
1.共通のコミュニケーションツールを使い、オンラインでコミュニケーションを取ることが重要です。例えば、ZoomやSlackなどのコミュニケーションツールを活用することで、時差がある場合でもリアルタイムでコミュニケーションができます。
2.時差を考慮し、アメリカが仕事を終える頃に、フィリピンなどの東南アジアの担当者が仕事を開始するように工夫することで業務の指示や引継ぎを行います。
3.アメリカの時間や休日に合わせたスケジュールで進める必要がある場合があります。ただし、フィリピンは主にカトリックの国であり、アメリカの休日とフィリピンの休日を完全に合わせることは難しい場合もあります。また、両国間の休日が異なる場合でも、プロジェクトのスケジュールや納期を考慮して、柔軟に調整することが必要です。
デザインやコーディングの品質を重視する企業にとっては、物価が安いだけでなく、コミュニケーションがスムーズに行えるパートナー企業が必要です。そのため、企業側は、品質やコミュニケーション能力を重視して、外注先を選定することが必要となります。
国外に外注することで技術の放出にならない?
国外にWeb制作を外注することで、その国の技術の放出になる可能性があります。例えば、アメリカのWeb制作会社がフィリピンに制作を外注すれば、フィリピンのWeb制作業界に技術やノウハウが伝わることになります。
■経済に貢献
ただし、国外に外注することで、その国の労働力や技術の需要が高まり、その国の経済に貢献することにもなります。
■グローバルなビジネスネットワークの構築
技術の放出が必ずしも悪影響をもたらすわけではありません。技術の放出によって、海外でのビジネスチャンスや新しい市場の開拓が可能になることもあります。また、海外でのビジネスの展開によって、グローバルなビジネスネットワークの構築が可能になることもあります。
~デザインや技術は3年くらい日本が遅れている~
欧米でのデザインや技術の動向が日本に伝わるまでに時間がかかるという傾向があります。これは、欧米には、多様な産業があり、さまざまなアイデアや技術が生まれているためです。
■Web業界では特に顕著
特に、デザインやテクノロジー分野では、欧米に多くの専門家や研究者が集まり、新しいトレンドが次々と生まれています。一方で、日本は欧米に比べて人口が少なく、市場規模も小さいため、新しいトレンドが生まれるまでに時間がかかることがあります。
■だいぶ短縮されてきた
ただし、近年は、インターネットやブログ、SNSの普及により、欧米でのトレンドが、日本の企業やクリエイターに影響を与えることが多くなっています。そのため、欧米で流行しているデザインや技術が、日本に伝わるまでの時間が短くなってきています。
今回は、アメリカにはWeb制作会社がないのかご紹介いたしました。日本と違い、公用語が英語の国へ発注できることや、フリーランスが多く存在することなどで、Web制作会社という概念がないのかもしれませんね。
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