- コラム
- 「ペルソナ」ってご存知ですか?
COLUMNコラム
「ペルソナ」ってご存知ですか?
- 公開日:
- 集客
皆さん、こんにちは。
突然ですが、「ペルソナ」という言葉を聞いたことがありますか?
(ちなみに「冬ソナ」ではありませんよ。)
消費者のニーズが多様化している今の市場では、マーケティング法の「ペルソナ」が
欠かせません。
万人のニーズを満たそうとすると、選択肢が多く決断しにくくなります。
少し面倒に感じるかもしれませんが、どういう人物像にホームページを見てもらい
たいか。
または、どういう人物像が情報を知りたいと思っているかなど、ある程度の絞り込み
が期待に対する成果が出やすくなります。
今回は、「ペルソナ」について、詳しく解説いたします。
目次
- 1 「ペルソナ」とは?
- 2 メリット
- 3 「ペルソナ」の作り方
「ペルソナ」とは?
もともとは、ラテン語の「persona」から、古典劇で役者が使用する仮面のことを
ペルソナと言っていました。
直訳では「人格」という意味ですが、マーケティングでは、サービスや商品の
ターゲットとなる象徴的なユーザーモデルを指します。
ターゲットとは違い、ペルソナはプライベートな部分まで詳細に設定し、
人物像の設定に深みが出ます。
【基本的な項目】
・氏名
・年齢
・性別
・居住地域
・家族構成など
【ライフスタイル・プライベート】
・職業
・役職
・年収
・貯蓄
・趣味や興味
・価値観など
誰に対してつくるのかを意識することは、アクセス数のアップや売り上げに
直結します。
ペルソナは非常に汎用性の高いツールであり、ここ数年、ペルソナが活用される
領域はどんどん広がっています。
メリット
ペルソナ設定は、大きく3つのメリットがあります。
・顧客視点で意思決定
マーケティング戦略を考える際、どうしても企業にとって都合のよいストーリーを
組み立ててしまいがちですが、具体的なペルソナを作成しておくことで、
ユーザーの存在をより意識するようになります。
そのため、ユーザー視点に立った意思決定を行いやすくなります。
・ターゲット像の統一認識
ひとつの商品が世に出るまで、商品開発や営業、マーケティングなど様々な
立場の人が関わっています。
ペルソナを設定せずに、ユーザー像が曖昧な状態だと、それぞれに描く
ターゲット像にズレが生じ、一貫性のある商品開発やコミュニケーションが
難しくなります。
社内での認識を統一するためにも、ペルソナは重要ですね。
・ターゲットに刺さるコミュニケーションやコンテンツの企画
広告をはじめとするマーケティングコミュニケーションでは、
ターゲットのインサイト(潜在ニーズ)を的確に捉えることが重要です。
具体的なペルソナを描くことで、ターゲットがどんなことが好きなのか、
どんな悩みを持っているのかなど明らかになります。
コンテンツマーケティングにおいても、ターゲット層を理解することで、
より価値のあるコンテンツを企画でき、ファン獲得につなげることができます。
慣れないうちは時間がかかるかもしれませんが、ぜひチーム一丸となって
挑戦してみてくださいね。
「ペルソナ」の作り方
では実際に、ペルソナは実際にどうやって作れば良いのでしょうか?
ペルソナを作成する際に気をつけるべきポイントを、5つご紹介いたします。
・項目設定
ペルソナのイメージを固めるには、項目は大きく分けて2つあります。
【1】性別、年齢、職業、年収、学歴などといった基本項目
【2】性格、趣味、ライフスタイル、休日の過ごし方、最近考えていることなど
・リアルな人物像
必ずリアルな情報を基準にすることが必要ですが、2つの方法があります。
【1】定量データを参考にし、製品を一番消費してくれるユーザーの性別や
年代を考慮して、そこから人物像を肉付けしていく。
【2】ユーザーの生の意見を聞くこと。
一対一のインタビュー形式や、一対多数のオリエン形式が広く用いられています。
・誰でもイメージできるように
ペルソナの目的は、統一的な製品イメージを関係者間で常に共有することです。
そのため、誰でもイメージできる平均的な人物像であることが望ましいです。
項目設定のリアルな情報と、写真なども活用して、ペルソナの外見も作成すると、
イメージしやすく、かつ印象に残りやすいペルソナが作成できます。
・対象を定める
ペルソナは背後に大勢のリアルなユーザーがいますが、作成されるのは、
一人の人物像です。
大量のユーザー情報を一人にまとめきるには、時として大胆なカットが必要です。
重要なのは、あくまでも一人の人物像におさめることです。
・定期的にブラッシュアップ
ペルソナは大勢の生のユーザー情報を基礎にして、成り立っています。
生きたユーザーの情報をもとに作られているので、時間の経過によって変化
します。
定期的にブラッシュアップを欠かさないことが、大切になります。
目安としては、1年に一回見直すのをおすすめします。
難しく考えることはありません!
ペルソナ作りは、まずは「自分のホームページのターゲット層って誰だろう?」という
視点を持つことから始めてみましょう。
固定概念を覆し、新しい視点でアプローチすると、きっと、想像する人物像が
見えてくるはずですよ!
投稿者プロフィール
最新の投稿
- 2024.11.22SEO対策SEO対策の実践法
- 2024.11.20集客集客力をアップさせるコンテンツ戦略とは?
- 2024.11.18ホームページ制作効果的なECサイト構築法:中小企業向けガイド
- 2024.11.13ホームページ制作ホームページ制作で失敗しないための10の注意点
ホームページ制作・運営からWEBデザイン、ウェブサイト企画作成
ウェブコンシェル
head office
〒103-0004
東京都中央区東日本橋1-3-9 大内ビル1F/2F
branch office
〒103-0005
東京都中央区日本橋久松町13-1
TEL:0120-16-1244
受付時間:月~金 9:00~18:00
関連記事
CONTACT
どうぞお気軽にご相談ください!