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サイトリニューアルの注意点
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ホームページにも流行りがあり、サイト制作から5年くらいするとデザインが古く感じられるときがあります。
『そろそろ最新のデザインにサイトリニューアルをしよう』
とお考え中の方は、制作会社に依頼する前にぜひこのコラムをご一読ください。
今回は、サイトリニューアルの注意点をご紹介いたします。
サイトリニューアルで検索順位が落ちるって本当⁈
検索エンジン(Yahoo!、Googleなど)でキーワード検索した際に、たくさん表示されますが、その中でも上位に表示されなければ多くのお客様の目には止まりません。
その上位に表示させるための対策を『SEO』と言います。
元のサイトにSEO対策をしっかりしていたのに、サイトリニューアル後に検索順位が下がったという悲惨なことにならないように注意が必要です。
【URLはなるべく変更しない】
URLが変更になる場合、SEOに関して大きな影響があります。
クローラーは、URLが変わると別のサイトとして認識します。旧ドメインへのGoogleの評価は、適切な処理をしなければ新ドメインに引き継がれません。また外部リンクが貼られたページのURLが変わりリンクが切れてしまうと、ページランクの受け渡しがなくなります。
【301リダイレクト】
通常、WebサイトのURLを変更し今までのURLにアクセスすると「404」(not found)となります。
それを自動で引っ越し先へページ遷移・転送するものが、301リダイレクトです。
~301リダイレクトが必要なケース~
・サイトやページを新しいドメイン、または階層に移動し、その移行をしたい場合
・複数のアクセス可能なドメインを正規化したい場合
【Googleクローラーを呼ぶ】
Googleのクローラーとは、Googleの検索エンジンにWebページをインデックスするために、そのWebページのコンテンツ内容を読み取るためのロボットのことです。
クローラーは全世界のWebサイトを巡回しているため、正しく評価するまでに多少の時間がかかります。
~Googleクローラーを呼ぶ方法~
・サイトの構成を単純にする
・内部リンクを設置する
・コンテンツを読みやすくする
・パンくずリストを整理する
・更新頻度を上げる
・サイトマップを作成する
見た目だけで判断しない
ありがちなのが『見た目のデザインが良くなればOK』と思ってしまうことです。
確かにデザインの良さは必要です。デザインがいいからホームページが見られるというのは否定はしません。
【トンマナ】
ホームページ全体でトンマナが統一されていないとユーザーは混乱するので、リニューアルの際に、トンマナ統一もポイントです。
(トンマナとは「トーン&マナー」の略でデザインの一貫性のことを言います。
ページごとに文字の大きさやレイアウトが違ったり、特定ページだけ急にデザインが変わるなどホームページ全体でトンマナが統一されていないことです。)
【お問い合わせが増えない!】
がしかし、散々見た目にこだわってリニューアルしたのに、一向にお問い合わせが増えないという場合があります。
それは、検索エンジンの仕組み上、デザイン性のみを向上させても集客数は増えないからです。
【テキストを減らしすぎない】
SEOにおいて、テキスト(文章)の量は非常に重要な要素です。
いくらその他の要素を散りばめても、テキストが少なければ「情報量が少ないサイト」と判断され、大幅にGoogleからの評価を下げてしまう恐れがあります。
~テキスト量が少なくなる例~
・レシピや説明をテキストでなく「画像」にしている
・画像を大きく掲載するためにテキスト量を削っている
・写真や動画があるからテキスト説明は不要と考えている
【お客さま目線で考える】
お客さま目線で運営されているホームページは、掲載されている情報が最新で更新頻度も高いです。
ホームページの更新頻度が多いとお客さまの安心感にもつながり、結果、お問い合わせが増える方向にもつながるのです。
【SSLを設定する】
2018年7月より、常時SSL化されていないホームページにはアドレスバーに「保護されていません」の警告が表示されるようになりました。
パソコンとサーバー間での通信データを暗号化させることを常時SSL化と言います。
~SSLはURLで判断~
〇「https://」
×「http://」
このように、見た目だけを重視せず、全体に目を配りましょう。
古いサーバーはすぐに解約しない
ホームページリニューアルでサーバーを変更する際は、旧サーバーはすぐに解約しないように注意してください。
インターネットの性質上、新しいサーバーへの切り替え(DNS情報の変更)を行っても、すぐには反映されません。URLと新しいサイトが完全に紐づけられるまで、早くても数日、長くて数週間かかると言われています。
また、万が一リニューアル後のホームページに大きなトラブルが発生した場合、旧サーバー解約前なら元のホームページに戻す対応も可能です。
旧サーバーの契約状況にもよりますが、最低でも1か月程度は、旧サーバーを保持しましょう。
最後に、忘れてはいけないのが著作権や所有権です。
最初にホームページ制作した会社とリニューアルの制作会社が異なる場合は、特に注意が必要です。
~著作権の確認~
・画像
・動画
・テキスト
掲載されている画像やテキストを自社が提供した者であれば問題ありませんが、制作会社が提供した写真やテキストなどは、著作権が制作会社側にある可能性があります。
~所有権の確認~
・ドメイン
・サーバー
ドメインが旧制作会社の所有、リース契約になっている場合、所有権が自社ではない可能性があります。
また、サーバー契約も、旧制作会社とサーバー会社との契約になってる場合がありますので、所有権も忘れずに確認しましょう。
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