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『逆SEO』対策していますか?
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皆さんは『逆SEO』という言葉を聞いたことがありますか?ホームページ開設時にはたくさんのお客さまに訪問してもらい、売り上げUPなど期待しますよね?それが逆に風評被害や誹謗中傷などといったマイナス評価で検索順位が下がる場合があります。今回は大変重要な『逆SEO』対策をご紹介いたします。
SEOとは
『SEO』とは、“Search Engine Optimization” の略で、検索エンジン最適化のことを意味します。
【検索エンジンとは】
検索エンジンとは、「Google」や「Yahoo!」といったWeb上の情報を検索するためのシステムのことです。
【利用比率】
日本における主要な検索エンジンは「Google」と「Yahoo!」が二大巨頭です。スマートフォンでは約75%がGoogleを利用し、約25%がYahoo!を使用して検索しています。日本国内の多くのユーザーは、ほぼ「Google」と「Yahoo!」のどちらかを利用しているといっても過言ではないでしょう。
【海外では注意】
Yahoo! JAPANは、2022年4月6日(水)午前11時以降は欧州経済領域(EEA)およびイギリスでのサービス利用ができなくなりましたが、VPN接続サービスを利用で視聴可能です。
【SEO対策とは】
Webページを検索結果に上位表示させ、流入を増やすために実施する一連の取り組みを「SEO対策」と呼びます。検索エンジンを使ったマーケティング戦略のひとつです。通常私たちが調べたいことがある場合、検索エンジンでキーワードを入力し検索すると思いますが、その際膨大な検索結果が表示されます。その中からさらに気に入った記事をクリックし読み進めます。自然検索結果で最もクリック率が高いのはやはり1位に表示されるページと言われていますので、検索エンジンでいかに上位に表示させるかが勝負になります。
逆SEOの手口
SEOはGoogleなどの検索エンジンで特定のキーワードで検索した際にWebサイトを上位に表示させるための施策ですが、逆SEOは競合他社などのWebページの検索順位を下げる目的として行われる施策のことです。リバースSEOやネガティブSEOとも呼ばれています。
【逆SEOの手法】
逆SEOの手法は複数ありますが、普段検索順位を上げるよう努力していることを真逆のやり方をするのが逆SEOの手口になります。グレーで悪質な方法のため、検索エンジンのペナルティを受けるだけでなく、法に触れる恐れもありますので絶対に行ってはいけません。またSEO施策を行っても順位が上がらないような場合は、逆SEOされている可能性もありますので、それをチェックするために主な手法をご紹介いたします。
●ペナルティを受けるリンクを送る
低品質なサイトに対象サイトへの質の低いリンクを大量に貼ることで、対象サイトの検索順位を下げる手法があります。
理由:被リンクが検索順位を決めるひとつの要因のため
『被リンク数が多い=自社サイトが多くのサイトから紹介されている』ということになりますが、(※1)低品質なサイトからの被リンクは低評価を受け上位表示されません。
(※1)
例1:Googleからペナルティを受けているサイトからの被リンク
例2:自動で生成される支離滅裂な文章(ワードサラダ)からの被リンク
競合他社のサイトに対して、わざとペナルティを受けるようなリンクを送ることは、『ブラック手法』として扱われる不正な行為です。損賠賠償責任を問われる恐れもあります。
●コピーサイトを大量に作成する
オリジナル性の高い情報は、質の高いコンテンツとして高く評価されますが、同じようなコピーサイトを量産し、サイトの評価を落とすような手法があります。
理由:Googleは重複コンテンツもペナルティ対象としているため
重複するコピーサイトがあると、Googleはどちらのページを表示すれば最適なのかを判断するのが難しくなり、Googleから低評価を受け、検索順位を下げる要因となります。
競合他社のサイトのコンテンツを100%コピーしてしまうと著作権違反となります。
●ウイルスに感染させる
ウイルスに感染したWebサイトの評価は下がります。セキュリティソフトによっては、ウイルスに感染しているサイトにアクセスしようとすると警告を発することがあります。その場合当然そのサイトにはアクセスしなくなるため、競合他社の順位は下がります。それを狙ってウイルスを仕込むのも逆SEOの手法です。
理由:ウイルス感染したWebサイトは検索エンジンから危険なサイトと判断されるため
意図的に対象サイトにウイルスを感染させる手法は、不正アクセス禁止法に反するため、絶対に実施すべきではありません。
逆SEO対処法
急にWebサイトの検索順位が下がっていることに気づいた場合、そのときは逆SEO被害に遭っていないか疑いましょう。
■被リンクを否認する
Google Search ConsoleでWebサイトの被リンク一覧を確認でき、不適切なリンクが見つかった場合はサイト運営者に問い合わせて削除申請を行いましょう。
■高品質なコンテンツにする
検索エンジンは高品質なコンテンツを高く評価し上位表示させますので、日常的に質の高いコンテンツを作ることでドメインパワーも強化でき、逆SEO対策になります。
■コメント機能を停止する
コメント欄は自由に書き込みできるため、誹謗中傷やデマなどで被害を受ける可能性があります。コメント機能を解放している場合には、これを停止することによって逆SEOを防止することができるでしょう。
■弁護士に相談する
一個人で動けるには限界がありますので、深刻な被害の場合は削除請求や発信者情報開示請求など法的手段を弁護士に相談するとよいでしょう。
悪意のある逆SEOは絶対に許されない行為です。逆SEOで競合他社の検索順位を下げるのではなく、高品質なコンテンツをつくり、自社サイトを上位表示させる努力をしましょう。
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