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インターネット接続は、有線と無線どっちがいい?
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「パソコンを買ったらそのまま使える」と考える方もいらっしゃると思いますが、
インターネットに接続するためには、「有線LAN」か「無線LAN」が必要です。
¨急にリモートワークでパソコンが必要になったのに、今さら恥ずかしくて人に聞けない¨と
お悩み中の方や、¨パソコン用語はカタカナばかりでうんざりする¨という方に、
わかりやすくメリットやデメリットをご紹介いたします。
必ず必要なものですので、このコラムを読んでしっかり勉強しましょう。
目次
- 1 「有線LAN」と「無線LAN」の特長
- 2 メリット・デメリット
- 3 相場は?
「有線LAN」と「無線LAN」の特長
そもそもLANとは何でしょうか?
【LANとは】
LANとは限られた範囲内にあるコンピュータや通信機器、情報機器などをケーブルや
無線電波などで接続し、相互にデータ通信できるようにしたネットワークのことです。
概ね室内あるいは建物内程度の広さで構築されるものを指します。
【有線LANとは】
「有線LAN」は、銅線や光ファイバーなどを用いた通信ケーブルで機器間を接続するもの
です。
難しく思うかもしれませんが、モデム(光回線の場合は終端装置)のLAN端子にストレート
ケーブルを接続するだけでOKです。
ケーブルは電話線ととても良く似ています。
もし電話線をつないだ場合は、パソコンは反応しませんので、間違いに気づくはずです。
【有線LANに向いているのは】
有線LANに向いている場合をいくつか挙げます。
1.パソコンなどの端末を1か所固定で使う方。
2.大容量のデータのやり取りが発生する方。
3.安定した回線で業務効率を上げたい方。
4.セキュリティ面を重視している方。
【無線LANとは】
「無線LAN」とは、文字の通りケーブルがなくてもインターネットに接続できるシステムの
ことをいいます。
ケーブルがなくても、無線通信により電波を発信したり受信したりすることでコンピュータ同士
が会話することができます。
無線LANを利用するには光回線やADSL回線などのブロードバンドモデムにつなぐ
親機(無線LANルーター)と、親機から発信される電波をキャッチする子機が必要に
なります。
最近は「Wi-Fi」が主流で、電車内やカフェなど、どこでも「無料Wi-Fi」に接続できて
便利ですね。
【無線LANに向いているのは】
無線LANに向いている場合をいくつか挙げます。
1.固定ではなく、いろいろな場所で作業をする方。
2.配線工事をせずに、パソコンやタブレットを使いたい方。
3.パソコンやタブレット、スマホなどいろいろなデバイスに接続する方。
4.月間パケット通信量の上限を超えてしまい、通信速度低下が気になる方。
メリット・デメリット
次に、有線LANと無線LANのメリット・デメリットをご紹介いたします。
【有線LANメリット】
1.高速通信ができる。
2.有線LANルーターは安価で入手できる。
3.外部から侵入されるリスクが低い。
4.目に見えるので不具合が起こった場合に原因を把握しやすい。
【有線LANデメリット】
1.LANケーブルが必要で、配線がわずらわしい。
2.大半のスマートフォンやタブレットにはLANポートがなく接続できない。
3.LANケーブルは消耗品のため、損傷するリスクがある。
4.LANケーブルが届くところでしか、インターネットに接続できない。
【無線LANメリット】
1.配線が不要なため、ケーブルがなくきれいでレイアウト変更がしやすい。
2.どの部屋からでもインターネットへの接続が可能。
3.データ共有が簡単にできる。
4.速度制限がないので快適に使える。
【無線LANデメリット】
1.無線LANは電波が屋外に漏れるため、セキュリティが脆弱。
2.障害が発生したときに、原因特定が難しいことが多い。
3.家の構造によって通信状況が悪いところ(デッドスポット)ができる。
常に、メリットとデメリットは存在しますが、一番重視は「セキュリティ」と「データの容量」で
自分に適している方を選びましょう。
相場は?
有線LANと無線LANのどちらを選択するにしても、相場はいくらくらいか気になりますよね。
今回はテレワークを想定し、戸建てやマンションで使う場合の相場料金をご紹介いたします。
【有線LAN】
有線LANの場合は、配線を工事業者に依頼する必要がありますが、配管の有無で
工事費用が大きく変わります。
・もともと屋内にインターネットが接続できる配線が設置されている場合
・コンセントにLANという表示のある場合
●有線LANの相場
ケーブル一本、作業員2人で約30,000円~が相場です。
最近は、DIYが流行っているので、自分で配線できるかも思うかもしれません。
屋内配線ならDIYも可能です。
有線LANを配線したい部屋のコンセントプレートを外して、配管にLANケーブルを
挿し込んで天井裏など情報分電盤が設置されている場所にLANケーブルを引き込み、
情報分電盤に引き込んだ側のLANケーブルを、光回線を分岐させているスイッチングハブ
に挿し込みます。
その後、配線したい部屋側のLANケーブルにLANコネクタを接続して壁に埋め込み、
コンセントプレートをはめれば完成です。
ただし、電気配線が関係してくるコンセントと同時施工となると「電気工事士」の有資格者で
ないと施工ができませんのでご注意ください。
また、感電などのリスクもありますので、電気配線は絶対に触らないでください。
●DIYの相場
LANケーブルや通線ワイヤーなど、材料費のみで約5,000円~が相場です。
【無線LAN】
無線LANは、無線LANルーター本体を購入する場合と、契約するプロバイダの月額料金に
含まれている場合があります。
後者は、無線LANルーター本体を実質0円でレンタルしているということです。
●無線LANルーター本体の相場
あまり安いものはおすすめしません。約6,500円~が相場です。
●プロバイダの月額相場
月額、約3,000円~が相場です。
有線LANも無線LANも価格だけで決めるのは危険です。
慌てずに何社か見積もりを取り、じっくり検討しましょう。
急がば回れですね!
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